ひとつずつ、わかりやすく 血液ガス分析
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書籍情報
タイトル | ひとつずつ、わかりやすく 血液ガス分析 |
発行 | 2023年9月12日発行 第1版 |
編集/発行者 | 若林 侑起/土屋 徹 |
発行所 | 株式会社Gakken |
ISBN | 978-4-05-510028-1 |
価格 | 定価:3300円(本体3000円+税 10%) |
僕的書籍レビュー
各レビュー項目についての説明です。
【内容の充実性】情報量が多いか少ないか
:内容が薄いく情報量少な目
:最低限必要な情報は網羅している
:内容が濃く情報量多め
【読みやすいさ】飽きず読めるか
:文字多めまたは余白少なめ
:挫折せず、サクサク読める
:写真・図多め、余白多め
【難易度】星が低くても悪い評価ではありません
:上級者、専任者向け
:中級者向け
:新人、初級者向け
【価格】
:高価(目安10000円以上)
:普通(目安5000円前後)
:安価(目安3000円前後)
【総合評価】
:オススメしません
:持っていて無駄にはならない
:かなりオススメします
僕的オススメポイント!
帯に「3年目までの全ナース、必携!!」とあるように若手向けの内容となっています。
ナースと書いていますが、新人、若手であれば集中治療業務に携わる全職種の方に向けていると思います。
僕は12年目の僕は新人教育のために、どんな説明だとわかりやすいかなと参考にする目的で購入しました。
小難しい書籍は何冊か持っていますがやはり若手看護師向けということで図なども多くすごく読みやすい書籍でした。
※一部ぼかしかけています。
若手向けと言いうこともあり、血液ガス分析のデータをどの順番で読むのかということも書かれています。
書籍の内容としては、まず初めに呼吸器の解剖生理から始まり、呼吸という表現ですが酸素化や換気に関してデータを解釈する解説があり、次に酸塩基平衡の解釈に関する説明、基本的なデータの解釈の解説があってからデータを読む手順が紹介され、実践編として実例提示がありそれを解説しているという、基礎知識と実践、解説とこれ一冊で完結できます。
看護師さん向けの書籍はどれも手を出しやすい価格となっていると思います。
僕なんかが買う書籍は平均して5000~7000円、それに対して税込み3300円で購入できるので新人さんなどでも手を出しやすいのではないかなと思います。
安価で読みやすい書籍で土台をつくり、実際の臨床で経験を積んだらもう少し奥の深い書籍を買うのが一番ベストなのではないかなと思います。
~余談~
集中治療好きの僕は補助循環、急性血液浄化関連、人工呼吸器関連、血ガス関係の書籍を見かけると躊躇せず購入して買って満足なおバカさんなので僕のGoodnotesの中にはたくさん入っています。
本当はあまりよくないです。なんせ「あの事どこに書いていたかな」がなかなか探せませんw
こんな僕ですがこのよくない癖を活用して皆さんにこれからもいい書籍があったら紹介していこうと思っています。