医療従事者のためのSecond Brain:NotionとChatGPTで実現する知識の一元管理術

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 データベースは保管庫

僕は臨床工学技士としてのすべての情報(自己研鑽、業務備忘録、論文、セミナー等の覚書)をNotionの1つのデータベースにまとめています。(Second Brainとして)

実際にどのような流れでこれらのツールを使用しているか実例を元に簡単に紹介します。


 仕事で得た技術的事案の「備忘録ページ」

例えば、医療機器のトラブル対応などで頻度は少ないけど覚えておきたいものや初めて知った事など今後も業務を行う上で必要となるような事、メーカーや同僚に教えてもらったことを写真付きでNotionにページを作成します。

これだけであれば特にAIを使用することはなくただのメモです。
この備忘録ページを作成している中で気になったこと、さらに自分の知識不足と思ったことについての自己研鑽ページを作成し、ページ同士をリンクしておく。


 仕事で感じた疑問、知識不足のための「自己研鑽ページ」

業務をするうえでいろいろな知識、情報が入ってきます。
しかし、頭の中に記憶としてとどめておくことは、僕には不可能なので情報の整理と補足のために自己研鑽ページを作成します。

短期記憶としてその日の夜まではなんとか覚えていれるのでNotionでページを作成した後すぐに頭の中の記憶からNotionのページにアウトプットします。(夜までも覚えられないと判断したものに関してはすぐメモ帳やiPhoneのメモなどにアウトプットして帰宅後、Notionにアウトプットします)

Notionにアウトプットした情報を見て、疑問に思ったこと、不足ていると思ったことを追加で記述します。
このときにChatGPTやGeminiを使用しています。

「今日、〇〇なことを教えてもらったけど、これってどういうことですか」や「〇〇についてちょっとわかりにくかったからもう少しわかりやすくまとめてください」など思ったことをそのまま問いかけてます。

その結果をNotionのページに追加していきます。
ここでまた疑問や不足分があったら同じことを繰り返します。
明らかに今回作成したNotionページの内容と異なるけど必要な情報の場合は新たにNotionページを作成しこちらもページ同士をリンクしておく。

このようにしてどんどんたくさんの情報を詰め込んでいきます。


 更に多くの情報を手に入れて管理する「論文ページ」

自分が持っている書籍や資料では限界だったり、もっと多くの症例や研究結果を知りたいとき、論文を調べます。

ChatGPTやGeminiに「〇〇についての論文を探して」などと依頼すると探してくれます。
うまくいかないこともありますがそんなときは、すでに持っている論文の参考文献などから検索して探しています。

見つけた論文はMapify、ChatGPT、Geminiそれぞれに要約してもらいます。
(現在は複数のAIを試しているため、すべてで要約して自分にあったAIを探す目的もあり全てのAIに要約してもらっています)

これらの結果をすべて、Notionの論文ページにまとめます。
全てをコピー&ペーストで貼り付けるだけでは見づらくなるため、色々トグルを使用したり、サブページを作ったりして見やすいレイアウトにしています。

こちらも後日、記事を作成します。


 いかに手数を少なく検索できるかが重要

どんどん論文や自己研鑽、備忘録のページが増えると一覧表示では表示の読み込みがもたついたりします。
そのため、Notionのデータベースはあくまでも保管庫として使用している感じです。

そのため、いかに検索で目的のページをヒットさせるかが重要になってきます。
カテゴリー、Tag、keywordなどを設定する必要が出てきます。

後日、記事を作成します。


 本記事のまとめ

Second BrainとしてのNotionを活用について概要をまとめました。

一つのデータベースにすべての情報(勉強ノート、仕事の備忘録、論文情報、セミナーや学術集会で得た知識)を一元管理します。

カテゴリー、タグ、キーワードなど詳細に設定することで必要な情報を検索して探せてiPhoneなどで手軽に確認、復習が可能となる。