ちょっと今回は箸休めということで臨床工学技士の実態として多分多くの方が気になる・興味を持つであろう給料やボーナスの話についてしていこうかなと思います。
大よその額ですがパパの給与も公開しちゃいますw
病院や地域によって給与がだいぶ違います。
当記事に書かれている金額はあくまでパパがもらった大よその金額です。
臨床工学技士になったからと言ってこの金額が保証されることではありません。
年度ごとの買い切りの記事ではありますが、パパの給与明細を大公開している記事はこちらです。
ウソ偽りなしの正真正銘のパパの給与明細です。
給与の内訳
- 基本給
- 扶養手当
- 調整手当
- 交通費
- 住居手当
- 時間外手当
など
- 健康保険料
- 厚生保険料
- 雇用保険料
- 所得税
- 住民税
など
病院によって言葉が違うと思いますが大体こんなものです。
給与の内訳に関しては病院だろうと、サラリーマンだろうと項目は一緒ですけどね。
一応ざっと内訳を書いてみました。
急性期総合病院での給料(関東)
国家試験を合格して働き始めた臨床工学技士歴(以下、技士歴)1年目
基本給は18万円
手当等含めての総支給額は約22万円
そこから保険や税金が引かれての手取り額は約17万~18万円でした。
ま~一人暮らしなら何とかなるかなって感じですね。
当時パパが住んでいたアパートは新築2LDKで家賃が駐車場代込みで約7万7000円
仕事で疲れて帰ってくる家だから快適な方がいいだろうということで両親も賛成してくれてこのアパートに住みました。
しかし、手取り額と家賃額からもお察しできると思いますが貯金はほぼほぼできません。
1年働いていないので概算ですが、年収は265万円前後になると思います。(4月採用なので4月~12月)
私立大学附属病院の給与(東京都内)
以前の病院を辞めて今度は私立大学の附属病院で働きました。
技士歴2年目
基本給は18万5000円と1年目の時とさほど変わりません。
半年しか働いていないので当然と言われれば当然のことなのですがw
総支給額は約25万~28万円
手当や税金が引かれた手取り額は約22万~25万円でした。
何故こんなに幅があるかというと残業による時間外手当が月によってバラバラなため幅があります。
この年の年収は約265万円(手取り167万円)でした。
技士歴3年目
基本給は19万2000円へ昇給しました。
総支給額は約26万~27万円、手取り額は22万円前後
時間外手当での給与の変動は大きいです。そして住民税も多くなっていきます。
この年の年収は約450万円(手取り約310万円)でした。
技士歴4年目
基本給は約20万円へ昇給
総支給額は30万~35万円、手取り額は26万~30万円でした。
夜勤が始まり、夜勤回数によって給与額に幅が出ています。
それと同時に時間外も多くなったことも金額に幅が出ている要因となっています。
この年の年収は約530万円(手取り370万円)でした。
技士歴5年目
基本給は20万5000円へ昇給
総支給額は33万円~37万円、手取り額は27万~31万円でした。
前年同様、夜勤の回数や時間外の時間によって大きく給与が変動していました。
この年の年収は約560万円(手取り400万円)でした。
技士歴6年目
基本給は21万5000円へ昇給
総支給額は34万~37万円、手取り額は25万~27万円でした。
昇給していて総支給額も増えているのに何故手取り少なくなったと思った方もいると思います。
犯人は住民税です。年収が上がると翌年の住民税も結構上がります。
そして、家庭の事情により時間外があまり発生しないように配慮されたこともあり、手取り額が減りました。
この年の年収は約590万円(手取り額420万円)でした。
田舎の総合病院(東北)
家庭の事情により前の大学病院を退職して実家のある東北に帰ってきました。
ちなみに約5年務めた大学病院の退職金は約100万円(今現在1円も残っていませんがw)
技士歴7年目
基本給は技士経験を考慮してもらい20万3000円でした。
総支給額は24万~26万円、手取り額は23~24万円でした。
この年はちょっとパパがミスをしてしまい、住民税が給与から天引きされませんでした。
住民税が給与から天引きされていたら2~3万円手取り額が低かったと思います。
住民税がヤバいことになっていたので。。。
この年の年収は280万円(手取り170万円)でした。
技士歴8年目(現在)
基本給は約21万円へ昇給しました。
総支給額は25万~27万円、手取り額は21万~22万円です。
3施設で働いてみて感じた違い
正直言うと私立大学の附属病院は結構稼げます。
給与はさておき、ボーナスが結構大きかったです。
色々求人を見ていると大体3~4ヶ月というところが多いですが、パパはそれ以上もらっていました。
そして大学病院ということもあり、残業や夜勤などでも結構もらえます。
それに比べると現在の病院は基本給は田舎の割にはもらっている方だと思います。
年収は最盛期の半分ほどになるとは思いますが、家賃がない分なんとかやりくりできています。
そして、なんといっても残業がほとんどないあっても月に5時間程度10時間なんて行きません。
しかし、大学病院で勤務していた時は月平均20~25時間は残業がありました。
緊急の手術があった月などは30時間以上はあたりまえみたいな感じでしたからね。
地域によっての賃金の差は激しいですが、その分家賃も安くなるのでなんとかやりくりはできると思います。
しかし、田舎だと車は必須なので自動車の維持費があるのでやはり共働きじゃないと厳しいかもしれません。
実際パパも子どもがまだ小さかったことと病気持ちだったこともあり、妻は専業主婦状態でたのでパパの給与+子どもの手当でやりくりして足りない分は貯金から支払うっていう感じの生活でした。
最後に
向上心が強い方は是非大学病院での勤務を考えてみてください。
辛いことはありますけどその分やりがいもありますよ!
そして収入も期待できます。
ただただ収入が多いところで働きたいと思っているだけの方は大学病院はお勧めできません。
やる気のある人、頭のいい人、個性のある人たちが集まっているところなのでこの人たちについていきたい一心で勉強していかなくてはならないのでプライベートな時間はほとんどありません。
それでもいいって方は是非大学病院での勤務をしてみてください。